泊まった友達に、彼女と離れてからの絵は暗くないと言われた。
彼女と居るのは辛かったんだなと改めて思う。
こんなに好きなのに。こんなに好きなのに。こんなに好きなのに。こんなに好きなのに。
好きってなんだろうと思う。
好きだって壊すんだから何にもならない。
あいされてない。
うまくいってほしくないなんてこともすごく思う。
わたしよりあの子をあいするのが上手なひとがいるとしたら、そいつをゆるせない気がする。
幸せになってほしいのに、へんなきもちがいっぱいある。
あーあ。

やさしい人間になってみたい。きれいな人間になってみたい。
あこがればかりがふくらんで先走っていく。
そこに他者がいないから、わたしはいつまでもゆきたいところにゆけない。
愛さない。
間違えてばかりいる。
ふつうのひとがふつうにしていることができない気がするのがきつい。
殺すことしかできないみたいな気がする。
考えすぎだって思いたいけれど。
ひとがそばにいることが苦手なんだと思う。
ひとといたいんだけれど。

望月峯太郎バタアシ金魚を少し読む。
絵うまいし、服がお洒落だから好きだ。おもしろいし。
ちいさこべえって続き出てるのかな。

友達につれられてなんかみんなが歌っているところにいった。
そういうところで、正座をして、みんなの笑うところでうまく笑えない、喋れない。
にぎわいのなかに居ると無性に寂しくなってぎこちなくなる。
色んなものから仲間はずれになっていないと、自分がぐちゃぐちゃになりそうになるのかもしれない。
人の言葉をうのみにして、振り回されてばっかりいる。自分で。
心の輪郭を、絵でなぞってるんだな。でも、いまはできてない。さぼってる。
こんなひとといてくれるひとなんかいるのかなあと思うけれど
ひとりでも静かに生きてゆけるようになりたい。

カウンセリングをして、心のなかが砂まみれみたいなイメージを、きよらかな川の水で洗い流した。
残った砂利を固めて、透明なビー玉にして浮かべた。