英語の課題をしたり、知り合いに会ったり、そういうことをして気持ちを紛らわしている。
英語はけっこう楽しい。外国、いきたいな。

あの人は、モノに対する愛着以上のものはもてない人だったように思う。
私は嗜好品のように愛されていた。でも、ちゃんととくべつではあって、私はとくべつの嗜好品だった。ぼろの毛布みたいな。だからわざとじゃないんだと思う。つらかったし、人間として愛されたくて仕方なかったけど。
あの人の欠落は大きくて、その欠落の残りで生きているのだから、感情が浅くなったり自分がわからなくなったり、欲を抑えられないのは仕方ないことのような気がする。
トラウマみたいに感じもするし、許せなくなって頭の中が真っ暗になりもするけど、このあいだの夢でなんとなく俯瞰できたから、少しずつ変わっていく気がする。
自分の責任で生きていくことができたらいい。でも、まだ怖いんだ。
あの人のこと、とても美しくみえていたけれど、あの人をしっている友達は「そうでもない」といっていた。いろいろ盲目的になっていたのだろうか。

まるでカメレオンみたいだった。
わたしのしらないあの人がたくさんいて、あの人は何にでもなった。
だから、わたしといたときのあの人はもういないんだと思う。