とっくに好きなんかじゃなかったんなら忘れて欲しい

ゴミやまどやその他諸々のモノみたいにぼんやり眺められるくらいなら

死んだ人間と思われたほうがいい

あなたには代わりがいてわたしにはいない

わたしはずっとひとりで生きてきた

わたしはあなたを大好きだったし

これからも好きだろうし

あなたからはじまる歌をずっとうたうだろう

でもそのきもちはどうせあなたにとってはゴミだ


(いいたいことがかけない。十分のいちも書けない。だからあなたは変わろうとしたのかもしれなかった。わたしには、それを待つ気力もなかった。わたしは自分のつらさの女王さまだ。あなたに思うことは、ぜんぶわたしに思うこととおなじで、それがわかるから、わたしの怒りはすぐ鎮火する。でも、あなたにはいつでも代わりがいて、わたしにはきっともういない。あなたにはいつも、セックスをするぐらいちかいばしょに誰かがいる。だから、ほんとうの寂しさなんか、わたしにひどいことされたときにしか、感じたことはないだろうと思う。それもそんなにたくさんなかった。あなたはひとを信じないのが得意だから本当の気持ちをかくしてわからなくするのも得意だった。そして孤独をおそれてた)


それでも好きでなんにもならない

あなたのしたことを許さない

あなたのことが好きだ

そしてわたしはあなたにいちばんに優しくしたくて、誰より優しくない

のどがつかえて泣き出しそうなまま何にもならない


この言葉をあなたは読みもせず受け取りもしないで、新しい人とあいしあってるだろう

わたしと話した大切なことも、新しい人に自分を美しくみせるためのだしにつかったことだろう

あなたはわたしがネットの遊びでそうしたときにすごく怒ったけど

わたしは現実の世界でそんなことはしない

あなたはわたしに自分の醜さを見て

それでわたしを責めて憎んだんだ

それにわたしはちゃんとひとを信じててにいれたものをよろこべるだけのものがあった

あなたはそこにも嫉妬していた気がする

でもそんなものもろくに見せてくれなかった

どっちもどっちだ

いまはあなたを許していて

あなたはどこか遠くのなにかで

わたしのなかではもういない人で

まぼろし

現実のあなたはきっとずいぶん変わってしまって

とうていわたしの愛せるような人ではない

好き

なにも話せない

なんで逆の意味が言葉にはないのだろう

どうして話しながら両方のことを伝えられないのだろう

なんにもなかった

それだけ

なにがかきたい?

なにもかも真逆のはなし